サン・バヴォ大聖堂, ゴシックの驚異と世界クラスの芸術作品
St. Bavo's Cathedral
ベルギーのゲント、セント・バーボ大聖堂
4.3
紹介
サン・バーフ大聖堂は、12世紀に建設され、16世紀に完成した教会であり、ロマン主義と初期・後期ゴシック様式が完璧に融合しています。この聖堂は、多くの傑作を収蔵しており、中でも最も有名なのは、大門左側の側廊に掲げられた三連祭壇画「神秘の小羊」と呼ばれる作品です。サン・バーフ大聖堂は、聖ヨハネ洗礼堂をベースに建設されました。聖ヨハネ洗礼堂の初期の建築遺跡は、今でも地下室から見ることができます。1038年には拡張工事が行われ、ロマネスク様式の痕跡が聖堂の地下室に見られます。14世紀から16世紀にかけて、聖堂は連続的な拡張と改修が行われ、最終的にゴシック様式の建物に改装されました。1569年6月7日、サン・バーフ大聖堂の建設工事がすべて完了しました。1539年には、反乱を起こしたカール5世の下で、旧サン・バーフ修道院は解散されました。しかし、解散後も修道士たちは伝道を続け、サン・バーフ修道院はサン・バーフ教会となりました。1559年には、ゲント司教区が設立され、サン・バーフ教会は司教区の主教堂となりました。ローマ・ゴシック・バロック期の建築スタイルを集めた外観だけでなく、サン・バーフ大聖堂は多数の芸術品を所蔵しており、その中でも最も重要なのが、「神秘の小羊」の三連祭壇画です。その他にも、ピーター・パウル・ルーベンスの「サン・バーフ大聖堂の入り口」と、ローレンツ・デルフォコの「真理を説く説教壇」などの彫刻作品があります。 営業時間 カテドラルの開放時間:4月〜10月:8:30〜18:00;11月〜3月:8:30〜17:00。秘密の子羊礼拝堂と地下室の開放時間:4月〜10月:9:30〜17:00(日曜日13:00〜17:00);11月〜3月:10:30〜16:00(日曜日14:00〜17:00)。日曜日の朝と祝日は非公開。