南陽武侯祠, 古代の知恵と静けさの聖地

河南県南陽市卧龍区卧龍路766番地
軍師・諸葛孔明が10年間自ら耕し、隠居した場所
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紹介

南陽武侯祠は、河南省南陽市西卧龙岗に位置し、全国重点文物保護単位のひとつです。伝えられるところによると、蜀漢丞相武乡侯諸葛亮がここで耕作をしていたとされ、魏晋時代に記念祠が建てられました。しかし、元朝時代の兵燹によって祠殿は壊され、大徳年間になってようやく修復されました。康熙年間には、南陽郡守の羅景が祠内で前人が題した「卧龍岗十景」の石刻を発見し、半月台、老龍洞、野雲庵、草庐、小虹橋、抱膝石、躬耕亭、古柏亭、梁父岩、諸葛井を再建し、山門、大殿、清風楼、三顧堂、関張殿、石牌坊とともに壮大な古代建築群を形成しました。南陽武侯祠には多数の碑文があり、中でも「前出師表」の岳飛の書法は特に洒落ています。草庐は、中庭正面に位置し、後世に新しく建てられた八角錐形の茅亭です。前面は郭沫若が1973年に手書き、内面は国民政府監察院長の于右任が1940年に書き、後面は清光緒20年(1894)に南陽知府の傅鳳飓が書いたものです。小虹橋は、草庐の前にある青砖の小さな橋で、虹に似た形をしており、諸葛亮がよく通ったという伝説があります。
住所
河南県南陽市卧龍区卧龍路766番地
営業時間
08:00-17:30(終日) (10月10日-10月16日 月曜日-日曜日) 09:00-17:00(終日) (10月17日-翌年4月30日 月曜日-日曜日)