山城歩道
重慶は山の都市ですが、都市歩道が不足しているわけではありません。これがいわゆる歩道で、重慶の人々が家に帰る近道を提供します。都市の発展の過程で、山城巷のように元の重慶の風貌を保っている場所はほとんどありません。ここには、中国で初めて正式に反邪教運動が行われた際に残された菩提金剛塔や、崖の縁にある燕子岩の古い街並み、重慶の都市の象徴である水道施設、そして重慶の旧市門である通遠門などがあります。
かつて「重慶で最も美しい道路」と呼ばれた道がありました。それは中山四路です。重厚な民風、茂盛な黄桷樹、断崖の道路、これらはすべて山城重慶の印象でしょう。
黄桷古道
この道は800年以上の歴史を持ち、重慶市の歴代の川黔商人が必ず訪れる場所であり、重慶の「シルクロード」と称されています。この古道は唐代に始まり、宋、元、明、清の時代に最盛期を迎えました。古道の両側には密集した森林があり、多くの百年の古木が植えられているため、黄桷道と名付けられました。
嘉陵新路
渝中半島には、渝中の上下半部を結ぶ古い道があり、それが嘉陵新路と呼ばれています。嘉陵新路は「新しい」わけではなく、むしろどの場所にも「古い」味わいがあります。始点は李子坝正街の信号機のところから、健康路の終点まで、全長は5キロメートルです。同じく上下半城を結ぶ十八階段と比べて、ここにはより濃厚な都市の雰囲気と小さな文芸があります。
黄桷坪
ここは中国初のグラフィティストリートであり、中国の八大美術学院の一つである四川美術学院の所在地でもあります。中国西部の芸術の中心として、黄桷坪は「黄漂」の心の拠り所でもあります。交通茶館はここで地元の雰囲気を象徴する場所であり、賑やかさは重慶の一つの人文風景です。黄桷の木の下から食卓まで、話題が尽きることはなく、いつも賑やかです。また、茶館は古くからの重慶人が食事後に時間を過ごす最適な場所であり、この茶館の森では、友人との交流、鳥の散歩、チェスなどの娯楽活動を通じて、重慶人の熱情と率直さを深く感じることができます。重慶語を話すことが最も地元に根付いた場所です。