北京の昔の時間を固定する6つの場所

急速に発展する北京、高層ビルが立ち並ぶ北京、モダンで現代的な北京...しかし、この都市には時間の魔法がかけられ、まるで別世界のように固定された昔の時間が存在する場所もあります。

大方百貨

軍緑色のカーテンを開けると、1979年の「国営百貨店」にタイムスリップします。ガラスのカウンターには、針や糸、帽子やボタンがぎっしりと並んでいます。

趙府街副食店

小さな副食店は「チケットで購入」の時代の痕跡を今も残しています。カウンターや棚は数十年前の古い物で、宣伝ポスターも70年代から80年代のオリジナルです。

前門六必居

スーパーで瓶詰めの六必居を買うことができても、常連客は依然として前門六必居に行き、列に並んで漬物を買うのが好きです。時代は2019年に進んでも、古き北京の味覚と儀式は当時のままです。

燕豊商場

同じく古い商場ですが、大方百貨とは異なり、燕豊は主に果物や野菜、惣菜やスナックを取り扱っています。ここに来ると、ただ一周するだけでも満足感が得られます。年末になると、古い北京の人々はここで年末の買い物をするのが好きです。

安化楼

外観は非常に普通ですが、内部は極めて荒廃しており、レトロな雰囲気が漂っています。この巨大なギャップが生み出す魔幻的な感覚が、多くの人々を引き寄せています。

地下鉄2号線

北京がどれだけ新しい地下鉄路線を建設しても、2号線は完成当時の姿を保ち続けています。呼吸するたびに、2号線特有の空気の香りを感じることができます。