広西壮族自治区南寧市青秀区鳳嶺南路6-6号青秀山景区内
4.9
紹介
青秀山の山頂に建つ龍象塔は、明の万暦年間に南寧出身の進士が建てたものです。塔名は、「水を行く龍は力があります。陸に住む象も力があります」という仏教経典から取られており、高さは204メートルで、八角形で、九層の重屋根のレンガ造りです。
もともと塔の高さは10数丈あり、八角形で、九段の重屋根でした。しかし、明の天啓4年(1624年)に雷に打たれ、塔の屋根の2階が落ちてしまい、修復されることはありませんでした。そして、1937年、南寧県政府は、塔が南寧を爆撃する日本軍の航法目標になることを懸念し、龍象塔を解体しました。これにより、何百年にもわたって青秀山凤翅岭にそびえ立っていた龍象塔は完全に人々の視界から消えました。
解放後、南寧政府は青秀山風景区を復元するために明代風の宝塔を参考にして、龍象塔を再建しました。新しい龍象塔は、八角形で、九段の重屋根で、レンガと混合構造になっており、高さは52.35メートルで、幅は12メートルで、緑色の琉璃瓦で覆われています。内部には、207段の螺旋階段があり、塔の各階の軒下には銅の鐘が吊り下げられています(合計72個)。塔の頂上から邕江の両岸を見下ろすと、歴史に対する人々の思い出が呼び起こされ、感慨深くなります。 住所 広西壮族自治区南寧市青秀区鳳嶺南路6-6号青秀山景区内
営業時間 06:00-24:00 (1月1日-12月31日 月曜日から日曜日まで)
おすすめの交通手段 10番、34番、33番、601番、広西民族博物館専用バスなどに乗車してください。