嵩陽書院, 理学の発祥地と古代の学府

河南省・郑州市・登封市・嵩陽南路
敷地内のいくつかの古木は年代が古く、
4.3

紹介

嵩陽書院は、公元484年に北魏の太和8年に成立したもので、最初は仏教の場所である嵩陽寺でした。隋唐時代には、道教の活動場所となり、唐高宗と武則天の行宮となりました。北宋時代には、嵩陽書院は有名な教育場所となり、范仲淹、程頤、程顥、司馬光などの著名な学者が知識を伝えた場所となり、司馬光の歴史巨著『資治通鉴』の一部が完成した場所でもありました。これらの著名な学者たちの教育活動により、嵩陽書院は北宋四大書院の一つとなり、宋代理学の発祥地の一つとなりました。 嵩陽書院の建築は、清代の建築様式を採用しており、大規模で保存状態も良好で、伝統的な書院の建築特徴を残しています。その選址や配置、形式は、公共建築と住宅建築の特徴を融合しています。書院の現存面積は9000平方メートル以上で、中軸線の建物は5つの院落で構成され、古い建物は106室あります。書院内には、多くの歴代の美しい碑文、経幢、古木が保存されており、多くの歴史的な人物との密接な関係があります。書院の教育制度は清朝末期には廃止されましたが、嵩陽書院はこの消えた制度の文化的代表であり、中国の古代の書院建築、教育制度、儒教文化の研究において重要な役割を果たしています。歴史的な遺産として、嵩陽書院は現代の教育文化にとっても重要で、大きな影響を与えています。
住所
河南省・郑州市・登封市・嵩陽南路
営業時間
08:00-17:00(終日);入場停止時間:16:30(12月1日-次年2月28日,星期一至星期日) 08:00-18:00(終日);入場停止時間:18:00(6月1日-8月31日,星期一至星期日)
おすすめの交通手段
市内中心にある2番と6番バスに乗り、終点で降りると市内中心に着きます。