広肇会館
1786年に広肇会館が建設されたと言われており、建材は広東から集められ、会安まで運ばれて組み立てられました。会館の建築様式は非常に中国らしく、門には龍と鳳凰をテーマにした装飾が施され、色調は中国人に大変人気のある赤色が主です。会館の主神は関羽で、入り口には桃園結義と関羽が千里の嫂を送る様子が描かれています。会館の中に入ると、あちらこちらに龍の姿があり、様々な形状の龍の柱が見事に描かれています。中庭にある龍の形をした陶器の水池は会館の見どころであり、非常に精巧に作られています。また、庭の一番奥には、馴染み深い彫刻である広州の五羊像があります。もちろん、これはミニチュア版ですが、形状や彫刻技術は本物と比べても引けを取りません。
福建会館
福建会館はまた、金山寺とも呼ばれ、会安華人の間で最も重要な会館の一つであり、1697年に福建の商人によって建設されました。会館は華僑の集まる重要な場所であり、内部には媽祖が祀られており、両側には千里眼と順風耳があります。福建会館は色鮮やかな装飾と保存状態の良好な神像で注目されています。その中には磁石が埋め込まれた水池があり、その鯉の姿は「魚躍龍門」を象徴し、龍や麒麟、鳳凰などの中国の伝統的な縁起の良いシンボルと相まっています。香火は非常に盛んで、会館内には塔香がたくさん掛けられており、福建人の信仰心と敬虔さを十分に表しています。
中華会館
中華会館は華人会館の中でも最も古い建物の一つであり、地元の華人の共同の場所として、中華文化の継承と発展の重要な責任を負っています。会館の庭に入ると、2列の盆栽が見え、扉のそばの最も高い花瓶には「公有、公治、公享」と「民族、民権、民生」と書かれています。会館の白い壁には鮮やかな赤色の「礼義廉恥」と書かれています。正面には赤い「天后宮」があり、内部には中国の伝統的な信仰である媽祖が祭られており、周囲には観音菩薩と財宝星君も祭られており、中華文化の特徴が満ちています。
日本の陸橋
歳月の経過とともに、日本の回廊橋は長期的に自然環境や人工的な影響を受け、板や塗料が色あせて剥がれ、哀愁を感じさせます。回廊橋は広々とはしていませんが、最初は日本人によって建設され、後に明朝時代に中国人によって再建されたため、建築様式は中国風が主です。
