スキー愛好者の冬の集結地、黒竜江スキー場まとめ

黒竜江省は中国の最北部に位置し、降雪条件が優れており、理想的な天然スキー場です。スキー場といえば、まずハルビンの5Sスキー場やヤブリスキー場を思い浮かべるでしょう。しかし実際には、ヤブリ以外にも、黒竜江省内のハルビンを中心とした広い地域に多くのスキー場が分布しています。

ヤブリスキー場

ヤブリスキー場は、ハルビン市の南東195キロメートルに位置する張広才嶺の大鍋盔山と二鍋盔山の北麓にあり、ヤブリ町からも近いです。国内外で非常に高い知名度を誇り、「雪のメッカ」としても知られています。また、現在国内で唯一オリンピックレベルの雪上競技を開催する資格を持つ国家級の競技場でもあり、多くのスキー愛好者の冬の集結地です。ここで最も有名なスキー場は、サンシャインスキー場と新体委スキー場です。

帽儿山スキー場

帽儿山スキー場はハルビン体育学院附属のスキー教育基地であり、ハルビン市の南東85キロメートルに位置する帽儿山町の郊外にあります。ハルビン市中心部から90キロメートルの距離にあり、鉄道と高速道路が利用可能です。ハルビン体育学院のアルペンスキー場(帽儿山スキー場とも呼ばれる)は、黒竜江省尚志市帽儿山町に位置し、ハルビン市のメインキャンパスから88キロメートルの距離にあります。

映山紅スキー場

映山紅スキー場は大興安嶺の首都都市ジャガダチ市の南9キロのところに位置しています。また、国家チームの訓練場でもあり、雪のシーズンが長く、毎年10月から翌年5月までスキーを楽しむことができます。

ウジミスキー場

1964年に設立され、中国初の正式な競技スキー場です。第1回、第2回、第3回全国スキー大会が成功裏に開催され、30人以上のスキー王者が育成され誕生しました。その中で70人以上が様々な大会で238枚のメダルを獲得し、また国家に700人以上の優秀なスキー選手を送り出しました。

ハルビン万達スキーリゾート

ハルビン万達スキーリゾートはハルビン市に位置し、アメリカのAcer社が設計を担当しました。多くの指標で世界一を誇り、第4世代の室内スキーリゾートの代表作です。独自の二重断熱システムを採用し、室内温度をマイナス6度に保つことができます。さらに、数百台の強力な冷却・造雪機が作り出す本物の雪により、まるで雪に覆われた山にいるかのような体験ができます。

吉華スキー場

吉華スキー場は現在、中国およびアジアのトップスキー場の一つとなっており、「SSSSS級スキー場」、「最も人気のあるスキー場」、「市民に愛されるハルビン五大スキー場」、黒竜江省の行く価値のある100の場所に選ばれ、「中国のスキーの故郷」と称されています。