実録: 北カリフォルニア最大の独立記念日パレード ?
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1か月以上忙しくてブログを更新する時間がなかったのですが、少し余裕ができたので、短い記事を投稿してみました。このままだと本当に放置してしまいそうなので。友人から「また旅行に行ったの?」と聞かれることもありましたが、実はこの間ずっと引っ越し作業に追われていました。妻の仕事の関係で家族全員で北カリフォルニアに移動し、南カリフォルニアからレッドウッドシティに引っ越しました。新居に引っ越して数日後にはちょうど7月4日のアメリカ独立記念日(Independence Day)を迎えました。ネットで調べたところ、レッドウッドシティでは独立記念日の午前中に第75回国慶パレードが開催されるとのこと。北カリフォルニアで最大の国慶パレードだそうです。以前住んでいた南カリフォルニアの小さな町では国慶パレードは開催されず、音楽や花火のイベントのみでした。近隣の都市では国慶パレードが行われることもありましたが、私たちは一度も見に行ったことがありませんでした。しかし今回は新居の近くで北カリフォルニア最大のパレードが開催されるということで、この絶好の機会を逃したくありませんでした。7月4日の午前9時過ぎにパレードルート近くの大型駐車場に車を停めてから、2つのブロックを歩いてパレードが通る通りの沿道に到着しました。パレード開始までまだ30分ほどありましたが、通りの両側にはすでにたくさんの観客が座っていました。彼らは男女問わず、子供から大人まで多くが赤白青の星条旗柄の服を身にまとい、星条旗を頭に付けたり、顔に描いたり、服に着たり、手に持ったりしていました。皆楽しそうで、心からの誇りと喜びが顔に溢れていました。 通りの両側は人で賑わい、観客はどんどん増えていきましたが、通り全体は秩序正しく保たれていました。通りで警備をしている警官たちは暇そうで、時折通行人と話を交わしていました。電動車で巡回する警官たちもリラックスした様子で、笑顔が絶えませんでした。時折警備部門のヘリコプターがパレードルートの上空を旋回し、前にいたかわいい子供たちは興奮して手に持った小さな国旗を振り回し、空を見上げて叫んでいました。 10時になるとパレードが正式にスタートしました。パレード隊の先頭を飾るのはバイクの隊列で、重厚なバイクが整然とした隊形で遠くから轟音を響かせてやってきました。先頭の赤いバイクには3つの旗が掲げられていました。1つは国旗で、残りの2つはどの組織の旗なのかわかりませんでした。その時、ちょっとした面白いハプニングが起こりました。タンクトップと短パンを着た大柄な若者がスケートボードに乗り、バイク隊の前で悠々と滑って技を披露しようとしていましたが、突然大転倒してしまいました。スケートボードはその瞬間、重荷を逃れたように自由に前方へ滑っていきました。大柄な若者はすばやく起き上がり、怪我を確認する暇もなく、スケートボードを追いかけて走り出しました。この場面には思わず笑ってしまいました。 バイク隊の後には「ペニンシュラセレブレーション協会」(Peninsula Celebration Association)の隊列が続きました。「ペニンシュラセレブレーション協会」は非営利の民間団体で、毎年の独立記念日パレードを主催しています。企業や団体に参加を呼びかけ、パレードルートや順番を調整しています。実際、アメリカの国慶パレードは非常にオープンな祝祭であり、企業、団体、社会組織、個人までもが参加を申し込むことができます。ただし、テロ組織や犯罪組織は除外されます。 その後続くパレード隊は実に多様で、幼いボーイスカウトから退役軍人、軍楽隊から様々なエンターテイメント団体、各種軍人からカリフォルニアのミス、教会からLGBT団体、体操や武術から気功団体まで、ありとあらゆる団体が参加していました。政治家や議員、警察、消防隊ももちろんこの親民の良い機会を逃すことはありませんでした。詳細についてはここでは割愛しますので、ぜひ写真をご覧ください。(大量の写真がありますので、気長にご覧ください) 1時間半が過ぎ、様々なパレード隊が次々と目の前を通り過ぎていきました。目が回るほどの賑やかさでしたが、私たちが特に感動したのは、この自由で気軽な楽しい雰囲気と、パレード隊内外に溢れる心からの愛国心でした。この場を借りて、この間訪問してくださった友人の皆様に感謝を申し上げます。皆様の夏の健康と幸せをお祈りします!