シオン門, 戦争の傷跡が残る歴史の門

Zion Gate
旧市街
4.1

紹介

1540年、スレイマン大帝は、エルサレム旧市街の南側にシオン門と呼ばれる門を建造しました。それはシオン山に面していたためです。また、ダビデ門とも呼ばれており、エルサレム旧市街のダビデの墓がシオン山にあるためです。門の内側にはアルメニア地区とユダヤ地区があります。1948年5月13日、最後の英国軍団がエルサレムから撤退し、シオン門の鍵をユダヤの指導者、モディ・アカダンに渡しました。その後の第一次中東戦争では、パレスチナ解放人民戦線がユダヤ地区の支配権を巡りシオン門で戦闘を行いましたが、最終的には失敗しました。今日でも、当時の弾痕を見ることができます。エルサレム旧市街はヨルダンが支配し、一方でイスラエルがシオン山を支配しているため、以来シオン門は閉鎖状態が続いていましたが、1967年の六日戦争の後、再び開放されるようになりました。

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住所
旧市街