唐招提寺 (とうしょうだいじ), 盛唐の風格の静かな聖域

Toshodaiji
630-8032 奈良市五条町13-46
実際の唐代の寺を見つけました。
4.7

紹介

唐招提寺は奈良市五条町にあります。現在ではやや遠いと感じられるかもしれませんが、1200年前には奈良時代の平城京五条二坊、つまり首都の中心部に位置していました。西暦759年、唐の高僧鑑真がここに与えられ、唐招提寺を建立しました。彼は、仏陀の身近で修行するための場所を意味する「道場」としてこの寺を建てました。寺名は、この寺が鑑真和尚のために建てられたことを象徴しています。唐招提寺はまた、「建初律寺」とも呼ばれます。それは、日本の仏教が中国の南山宗の戒律を中心に展開していたためであり、この寺が最初の律寺だったためです。今日、唐招提寺は日本の律宗総本山として尊重されています。 唐招提寺は盛唐時代の建築様式を残し、金堂の朴素で広々とした屋根や並列された回廊の柱は壮大な印象を与えます。金堂は唐招提寺の中層に位置する建築物であり、井上靖の小説にも登場します。10年間の大規模修復工事を経て、金堂は2010年に正式に再開放されました。これは、中世以来、この寺で最大規模の修復作業でした。
住所
630-8032 奈良市五条町13-46
営業時間
8:30-17:00(16:30にチケット販売を終了)