建仁寺, 800年を超える禅の静けさの避難所

Kenninji

日本、京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町584、〒605-0811

京都の寺院は本当に多いです。

4.2

紹介

建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山に位置しており、初代の住職は栄西禅師であり、創立者は源頼家です。鎌倉時代の1202年に建立され、当時の年号から寺名が名付けられ、山号は東山と呼ばれています。諸仏堂は中国の百丈山を参考に建てられ、初期には天台宗、密教、禅宗の三つの宗派を兼ね備え、第11世蘭渓道隆から臨済禅を専門に修行する道場となりました。禅宗の道場として、800年以上の歴史を経て、建仁寺は今でも多くの人々の心を癒す場所となっています。この寺では毎年、様々な法会が行われています。3月15日の涅槃会は、釈迦牟尼仏の涅槃を追悼するために行われます。4月8日の仏誕生会は、釈迦牟尼仏の誕生を祝うために行われます。4月20日の開山降誕会は、栄西禅師の誕生日を祝うために行われ、茶宴も開催されます。6月5日の開山忌は、栄西禅師の命日を追悼するために行われます。7月30日の布薩会は、栄西禅師から受け継がれた厳格な戒律を守る法会であり、戒を授ける儀式としても知られています。8月18日の頼家忌は、開基となった鎌倉二代将軍・源頼家の命日を追悼する法要です。11月5日の達磨忌は、禅宗の祖・菩提達磨尊者の命日を追悼するために行われます。12月8日の成道会は、釈迦牟尼仏の苦行後に星を見て悟りを得た事件に由来する法会です。また、この寺では毎月第2日曜日に一般向けの禅堂が開かれます。朝8時から2時間にわたり、座禅や法話が行われます。