永観堂禅林寺, 紅葉が庭全体を燃やす

Eikan-dō
〒606-8445 京都市左京区永観堂町48
路の端にある紅葉は見事に赤く染まっています。
4.7

紹介

永観堂は日本浄土宗西山禅林寺派総本山であり、弘法大師真紹僧都が平安時代初期に文人藤原関雄の別邸に建てたものです。その後、永観律師がこの寺に入り、永観堂と改名しました。全体的に、広々とした庭園があり、回廊で繋がれた釈迦堂、開山堂、御影堂があります。その中でも、国家的に重要な文化財に選定された阿弥陀如来像は、最も有名な宝物の1つです。この阿弥陀如来像は、左側を見て振り返っている姿勢で、何かを注視しているようで、「回首阿弥陀」と呼ばれています。伝説では、永保2年(1082年)2月15日の早朝の法会で、永観律師が念仏を唱えていると、阿弥陀如来が法座から現れ、永観を導いたとされています。永観は思わず足を止め、阿弥陀如来は左右を見回し、永観と挨拶を交わしました。この姿勢は、永観堂の独特の阿弥陀如来像の原型となっています。毎年11月中旬には、紅葉で寺全体が覆われ、殿堂、塔、池水の反射が東洋の美しさを表現しています。そのため、永観堂は「紅葉永観堂」とも呼ばれています。
住所
〒606-8445 京都市左京区永観堂町48
営業時間
9:00-17:00 (11月、8:30-17:00)
おすすめの交通手段
京都駅前から5番、57番バスに乗り、南禅寺永観堂道バス停で降り、徒歩3分; 京都駅前から100番バスに乗り、東天王町で降り、徒歩5分。
ウェブサイト http://www.eikando.or.jp