セイント ソード寺院, 古代の壮大な永遠の聖域

Preah Khan
アンコール、カンボジア
大規模な王室寺院
4.4

紹介

聖剣寺は、カンボジアのアンコールワット北門から約2キロに位置する、12世紀に建てられた塔型寺院である。国王の父親とシヴァを祀るために建てられた。長方形の囲い壁は周囲800メートル、幅700メートルで、内部は大規模であり、四つの路が寺院に通じている。寺院には美しい彫刻や苔で覆われた巨石があり、中央の聖堂は宇宙の中心である須弥山を表して高くそびえ立っている。伝説では、ジャヤヴァルマン7世は父親を記念して聖剣寺を建設し、ここで修行や読書、礼拝を行ったとされている。寺院には515の神が祀られ、18の祭りが行われている。聖剣寺はタブロン寺と同様の構造を持ち、四つのアーチ型廊下が各方向に延びているが、保存状態がよく、観光客は少ない。聖剣寺の特徴は、入り口の上にある美しい彫刻の場面と、2つの神鳥の装飾である。東門の外には2本の古木が絡まり合っており、東門の上にはギリシャ風の2階建ての建物があり、聖剣を保管するために使用されたと言われている。寺院が広いため、時間によって西門から入り東門から出るか逆にするかを判断する必要がある。
住所
アンコール、カンボジア