陝西県宝鳥市扶風郡宝塔路/崇正路
1.9
紹介
東漢時代に始まる法門寺は、のちに唐朝の王宮寺院となり、釈迦牟尼仏の指骨舎利を安置したことから、全国から人々に仰がれる仏教聖地となりました。伝説によれば、仏教をより普及させるために、仏祖の舎利は各地に分布され、舎利が到着した場所には必ず仏塔が建造されるとされています。法門寺もその中の一つです。
現在の法門寺は、唐代の建築群(法門寺と珍宝館)と、物議をかもしている新しい文化景観に分かれています。地下から出土した遺物には、舎利の収められた八重宝函や十二重銀杖などが含まれており、これらの遺物は唐の帝国の富と天皇の仏教に対する虔誠な心を反映しています。 トップに戻る