昭関の石塔, 中国独特の古代の街路塔

江蘇省鎮江市潤州区伯先公園(長江路南)
元代の建築
4.2

紹介

鎮江市の西雲台山北麓にある五十三坡には、昭関石塔の姿が見られます。元末明初に建てられたラマ塔の形をしたこの石塔は、仏教遺物です。塔高約469mで、全て石構造で、底部は石垣で築かれた4本の石柱、頂部は石棒で覆われ、枠組みのような台座を形成しています。塔身と頂部が共に石壺のような外観をしているため、「瓶塔」と呼ばれています。東西には同じ文字が彫られた横額があり、左右には丹徒、鎮江の県令、知府などの題名が書かれており、万暦10年壬午10月に修復され、「八宝」の浮彫が飾られています。これは13階層の天に属する塔を象徴しています。昭関石塔は、孫権と劉備が連姻した三国時代に建てられた「石壺」とされています。
住所
江蘇省鎮江市潤州区伯先公園(長江路南)
営業時間
終日 (1月1日から12月31日まで、月曜日から日曜日まで)