タナロット寺院
タナロット寺院はバリ島の三大神殿の一つであり、七つの海辺の寺院の中で最も有名です。特に夕暮れ時には、美しい夕日が一望できる絶好の観賞スポットです。潮が満ちると、寺院は海水に囲まれ、まるで孤島のようになります。
この寺院は16世紀に建てられたもので、伝説によれば、一度危機的な状況で巨大な波が押し寄せた際、一人の僧侶の腰帯が二匹の海蛇に変わり、風浪を鎮めたと言われています。それ以来、海蛇は寺院の守護神となりました。潮が満ちると、堤防を越えられない波が外に遮られ、潮が引くと、堤防を越えて海蛇の「守護神」の住処とされる岩を訪れることができます。ここにある泉水は、すべての寺院の聖なる水の源です。祭司はこの聖なる水を観光客の頭に振りかけて祝福を示します。あなたもこの冷たい聖水を味わうことができます。
ティルタ・エンプル寺院
ティルタ・エンプル寺院は地下水源の源に位置しているため、この名前が付けられました。伝説によれば、この聖なる泉で洗礼を受けると神の加護を得ることができると言われています。この場所はバリ島の寺院のすべての特徴をほぼ集めており、特に象牙の彫刻が目を引きます。
ウルン・ダヌ・ブラタン寺院
ウルン・ダヌ・ブラタン寺院はブラタン湖に囲まれており、象徴的なインド風の茅葺き屋根の神殿が湖面に映り、常に霧がかかる山々を背景にしています。ここでは、湖上でボートに乗って寺院の優雅な風景を楽しみながら釣りをしたり、動物のショーを楽しんだりすることができます。寺院の門に到着すると、繁茂した植生が見られ、特に高い菩提樹が門前で枝葉を広げて寺院に日陰を提供しています。寺院に入ると、手入れの行き届いた庭園が広がり、目を引く新鮮なマンダラの花々が印象的です。寺院の内部には多くの壮大な仏塔やパビリオンがあり、地元の住民が祈りを捧げに訪れます。
ウルワツ寺院
ウルワツ寺院では、ウルワツの崖を眺めることができるだけでなく、伝統的なケチャックダンスのパフォーマンスも観光客に提供されています。
ブサキ寺院(Besakih Great Temple)
ブサキ寺院は11世紀初頭に建てられた、バリ島で最も古く、かつ規模の大きいヒンドゥー教の寺院群です。バリ島の人々にとって、この神殿を訪れることは特別な意味を持つ巡礼の旅に等しいものです。雲の中にそびえるアグン山は、ブサキ寺院に一層の神秘感を添えています。
ブサキ寺院には、ヒンドゥー教の三大神を祀る三つの寺院があります。中央に位置するプラ・ペナタラン・アグン寺院(Pura Penataran Agung)は、白い横断幕が掲げられ、ヒンドゥー教の破壊神「シヴァ」を祀っています。右側に位置するプラ・キドゥリング・クレテグ寺院(Pura Kiduling Kreteg)は、赤い横断幕が掲げられ、創造神「ブラフマー」を祀る場所です。最後に、プラ・バトゥ・マデグ寺院(Pura Batu Madeg)は、黒い横断幕が掲げられ、保護神「ヴィシュヌ」を象徴しています。