国立美術館
マレーシア国立美術館はクアラルンプールに設立され、国家文化・芸術・遺産省の下部機関であり、現在では東南アジアで最も有名な美術館の一つとなっています。その独特な建築はマレーシアの伝統的な建築様式と現代建築の要素を融合させており、地元で最もモダンなアートスペースとなっています。現在、コレクションは2500点を超え、絵画、彫刻、素描、水彩、陶芸、中国水墨画、写真、インスタレーション、版画などが含まれています。
国立プラネタリウム
国立プラネタリウム(National Planetarium)はクアラルンプールのレイクガーデンの丘の上に位置し、宇宙番組や映画を上映するシネマがあります。ホールには宇宙科学に関する多くの展示品が常設されており、その中にはマレーシア初の人工衛星Measatを宇宙に打ち上げたアリアンVロケットの推進器も含まれています。満月や晴天の日には、天文台内の望遠鏡で天体の動きを観察することができます。
プラネタリウムの敷地内には宇宙テーマパークもあり、古代の天文機器のレプリカが多数展示されています。
国立繊維博物館
1905年に完成した繊維博物館は、赤と白のレンガと窓ガラスを組み合わせた格子状の建物で、豪華でクラシックな雰囲気を持っています。元々は鉄道事務所の建物でしたが、現在ではマレーシアの繊維産業の芸術技術と歴史的遺産を展示しています。SULTAN HISHAMUDDIN通りとPASAR BESAR路地の交差点に位置し、独立広場から少し歩いたところにあります。バティック染めや伝統的な布の織り技術を見学することができます。展示されているのは、歴史的価値のある繊維製品や最新のデザインサンプルです。
国立博物館
マレーシア国立博物館はクアラルンプール西郊の湖畔公園南口の東側に位置し、1963年に展示が開始されました。これは古典的なマレー建築であり、壮大で荘厳な建物です。両側の壁には35.1メートルの長さと6メートルの高さの壁画が埋め込まれており、マレーシアの文化と歴史をリアルに描写しています。内部にはホールと4つの展示室があり、歴史、経済史料、風俗民情などが展示されています。また、16世紀の中国の陶磁器、15世紀のイスラム教徒のために作られた明の陶磁器、マラッカ州の文献の複製品などの展示品や、マレーシアの影絵芝居と各国の影絵芝居の資料もあります。