泉州の深い文化を知り、人気スポットを巡る(後編)

泉州は、中国初の歴史文化名城、東アジア文化都市、ユネスコにより海上シルクロードの起点と認定された唯一の都市、国際ガーデンシティ、国家園林都市として知られ、国連ドバイ国際居住環境改善最優秀事例賞を受賞しました。唐代の泉州は世界四大港の一つであり、マルコ・ポーロはそれを「光の都市」と称しました。宋元時代には「東洋第一港」として栄えました。

泉州博物館の主体建物は非常に特色と美感があり、閩南建築の典型的なスタイルを持っています。ここはユネスコの「世界多元文化展示センター」の所在地です。泉州市博物館は泉州の歴史文化を理解するための重要な窓口でもあり、館内の展示品や展示ホールの配置は泉州地方の特色文化を随所に示しています。
国家級博物館であり、国家級の専門博物館です。中国本土と台湾宝島の歴史的関係を反映しています。閩南文化と民俗を重点的に展示しています。

南少林

泉州南少林寺、またの名を鎮国東禅寺、通称南少林。泉州は南少林武術の発祥地であり、唐、宋の時代に繁栄し、明、清の時代には官府による度重なる弾圧を受けました。その中国武術の発展への貢献は登封少林寺に次ぐものです。
泉州十八景の一つである文廟生輝国家重点文物保護単位(第五批)-泉州府文廟。この文廟は唐代に創建され、南宋時代に再建されました。規模が大きく、保存状態が良好で、東南地域で最大の文廟建築群です。現在の基本的な構造は清の乾隆時期に再建されたものです。主要な建物である大成殿は、典型的な宋代の重檐庑殿式構造で、高い整然度を持っています。
泉州十八景の一つである西湖の煙霞、園内には四つの島と三つの橋、三つの長堤、三つの水域があります。