天津の8つのクラシックな観光スポットの紹介

近代以降、天津は様々な人々が避難したり、静養したりする場所となり、「万国建築博物館」という称号が残されています。都市の建築は独特で、彫刻や絵画が施された古典的で素朴な建物もあれば、新しくて独特な西洋建築も多くあります。これらの建物は市内の五大道に集まり、天津の人々の記憶を担い、独特な融合の美を示しています。天津に来たら、必ず訪れるべきクラシックな観光スポットはどこでしょうか?一緒に天津を楽しみましょう!

五大道は天津和平区の重慶道付近に位置し、区域内の五つの主要な道路にちなんで名付けられていますが、実際には二十以上の通りがあります。ここにはかつて清朝の遺老や北洋政府の多くの官僚や名士が住んでおり、美しく優雅な洋館が天津のかつての風雲の物語を語っているかのようです。
古文化街は天津市南開区の北東角の東門外に位置し、天后宮を中心に、南は水閣大街から北は通北路まで広がっています。ここは天津で最も有名な老舗や手工芸品店が集まる場所です。楊柳青年画、泥人張、魏記凧など多くの手工芸品が見つかり、天津のクラシックな美食も味わうことができます。
天后宮は古文化街の中心に位置し、古文化街の遺跡の核心でもあります。海上の安全を祈る天后娘娘を祭る場所で、600年以上の歴史があります。現在は天津民俗博物館が所在し、館内では天津市の歴史や民俗について紹介されており、明代の天津城のレンガ、清代の漕運模型、清代の水機などの文物が展示されています。
天津の目の正式名称は天津永楽橋観覧車で、天津市紅橋区海河のほとりに位置し、川を跨いで建設された橋と観覧車が一体となった構造です。まるで橋の上の目のようで、「天津の目」と称されています。天津の目は世界で唯一の橋上観覧車であり、天津のランドマークの一つです。

海河

海河は天津の金鋼橋から始まり、大沽口で渤海湾に注ぎます。天津市内を貫流し、天津の母なる川とされています。両岸には天津で最も繁華な街区が広がり、多くの優雅な歴史的建築物が集まっています。西洋と中国の様式、古典と繁華が交錯し、景観はロマンチックです。ここでは散策、観光、船に乗ることが楽しめ、特に夜の景色は一段と魅力的です。

瓷房子

瓷房子は天津市和平区赤峰道に位置し、無数の私蔵古磁器、漢白玉石彫、水晶、瑪瑙、骨董品で装飾されたフランス風の洋館です。天津市のランドマークの一つです。家の壁にはびっしりと美しい中国古代の磁器が貼られ、庭や館内には骨董品が山積みされ、圧倒的な磁器の骨董品が初めて瓷房子を訪れる観光客を目眩させます。

西開教堂

西開教堂は天津市の繁華な浜江道商業街の最南端に位置し、1917年に建てられた、カトリック天津教区の司教座聖堂です。教会は典型的なバロック様式の建築で、荘重で大気があり、教会内の彫刻も複雑で精巧です。教会では毎朝ミサが2回行われ、日曜日やカトリックの祝日には一日中多くの礼拝が行われます。ここでは結婚式も開催できますが、両者がカトリック信者であることが条件です。

盤山風景区

盤山風景区は天津市蓟県の県城西側に位置し、京津地域の名山で、「京東第一山」と称されています。山には奇松、怪石、流水が多く、高度に応じて三層の風景が順次現れ、有名な「三盤」の奇景となっています。風景が美しいため、清朝の乾隆帝が32回も盤山を巡り、「早く盤山があると知っていれば、江南に行く必要はなかった」と感嘆しました。

イタリア風情街店

イタリア風情街は天津市の中心に位置し、ここには200棟以上の地中海風のエレガントな建物があります。ここを散策すると、まるでロマンチックなヨーロッパの小さな町を歩いているかのようです。多くの有名人の旧居や映画・ドラマのロケ地がここに集まっています。