ピッティ宮殿
ピッティ宮殿の内部には、ラファエロの11作品を収蔵するパラティーナ絵画館や銀器博物館、近代絵画館、服装博物館、陶器博物館、音楽ホールなどがあり、総称してピッティ美術館と呼ばれています。
バルジェロ美術館
この建物は1255年に始まり、最初はフィレンツェ市政府の所在地であったため、人民宮とも呼ばれ、その後警察部隊の本部となりました。バルジェロ美術館には、ミケランジェロの「バッカス」、ドナテッロの「ダビデ」など、ルネサンス期の彫刻が収蔵されています。
ウフィツィ美術館はイタリアの芸術品の中でもトップクラスの展示館であり、クラシックな絵画作品としては、レオナルド・ダ・ヴィンチの『東方三博士の礼拝』、ラファエロの『金翅雀の聖母』、ミケランジェロの『聖家族』、そしてボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』があります。さらに、ルーベンス、ラファエロ、ティツィアーノ、カラヴァッジョの作品も展示されています。
ストロッツィ宮殿はフィレンツェにある歴史的で壮大な宮殿で、1489年にベネデット・ダ・マイアーノ(Benedetto da Maiano)の設計により建設が始まりました。夜になると、ライトアップされたストロッツィ宮殿は一層の風情があります。
ヴァザーリ回廊
ヴァザーリ回廊はフィレンツェ旧市街でヴェッキオ宮殿とピッティ宮殿を結ぶ通路で、ヴェッキオ宮殿、ウフィツィ美術館を経て、最後にポンテ・ヴェッキオを通ります。回廊は1565年にヴァザーリによって建設されました。
観光スポットには主に教会と修道院(現在は博物館)が含まれています。画家フラ・アンジェリコと神父サヴォナローラは修道院に住んでいました。この修道院にはミケロッツォが建てた図書館もあり、非常に貴重な手稿が収蔵されています。