【ハワイ旅行】初心者でもOK!ハワイでのレンタカー利用時に必要な手続き&注意点

ハワイには電車が運行されていません。そのため、一般的には、交通手段としてはバス、タクシー、ホノルルの場合はワイキキトロリーが利用されます。

バスやトロリーは料金が比較的安く、便利な選択肢ですが、大きな荷物を持っている場合には使いづらく、オアフ島以外では観光には向いていません。一方、タクシーは費用がかさみます。

要するに、自由度と費用を考慮すると、レンタカーの利用が最適な選択肢と言えます。


ハワイ滞在中に効率的に観光するための便利な手段、それが「レンタカー」です。ハワイでは、日本の運転免許証を持っている方であれば、簡単にレンタカーを借りることができます。しかし、交通ルールや保険など、日本と異なる点もいくつかあります。したがって、ハワイでレンタカーを利用する際に必要な要点や留意点、交通規則などをまとめてみました。

レンタカー・もくじ

レンタカーを借りる際に確認すべきこと

  • 必要なもの
  • 保険
  • 注意点
  • 交通ルール
  • レンタカーの方法は何ですか?
  • いつごろ申し込むのがいい?
  • 車種の選び方は?
  • レンタル当日の流れ
  • 返却時の流れは?

レンタカーを借りる際に確認すべきこと

必要なもの

・パスポート(必須)
・日本の運転免許証(必須)
・クレジットカード(必須)
・国際運転免許証(参考)

ハワイでは、入国後1年以内であれば、パスポートと日本の運転免許証があれば運転ができます。また、レンタカーを借りる際にも、パスポート、日本の運転免許証、そしてクレジットカードがあれば手続きが可能です。ただし、クレジットカードでの支払い以外の場合でも、保証のためにクレジットカードの提示が求められることがあるため、必ずクレジットカードを持参しましょう。

国際運転免許証は手続き上必要ありませんが、万が一事故が発生した場合などに持っていると安心です。ホノルルの日本国総領事館も、国際運転免許証の携行を推奨しています。


保険

海外での自動運転にはどのような保険があるのか?

1.被保険者:同乗者傷害保険および携行品保険(Personal Accident Insurance、PAI)など、車を借りる人の保護。例えば、運転手の身の安全、同乗者の身の安全、車の持ち物の安全なども含まれる。

2.自動車保険:借り手が借りた車の保護。自車輛損害補償制度(Collision Damage Waiver CDW)などがある。

3.第三者保険:借主とレンタカー会社以外の第三者を保護する保険。 第三者賠償責任保険(Basic Third Party Liability)など。

海外レンタカーの注文には、一般的にレンタカーに必要な基本的な保険が含まれています:自車輛損害補償制度、盗難防止システム、第三者賠償責任保険

基本保険には免責金額が設定されており、これが保険金支払いの起点となります。 例えば、免責金額がUSD1000の場合、借りた車の損害額がUSD1000未満の場合は自己負担、USD1000以上の場合はUSD1000までが自己負担、USD1000を超える損害額は店の保険会社が負担する。

自動運転の旅行者の多くは、より包括的な補償を望んでおり、追加の保険に加入する必要があります。保険の種類によって、人、車、第三者に対する補償内容が異なります。一般的な保険の種類をいくつか例に挙げてみよう(注:チェックが多いほど補償範囲が広い):

保険はどうやって選べばいいの?

予算内で旅行する場合は、できるだけ包括的な補償の保険を選ぶことをお勧めします。 主な理由は以下の通り:

第一に、海外での車の修理代は割高になる
第二に、人身事故を起こした場合、治療費が高額になるだけでなく、賠償金も非常に高額になる
第三に、補償範囲が広ければ広いほど、その後のトラブルを減らすことができ、時間を大幅に節約することができる。

自動車保険を例にして、いくつかの一般的な保険を比較すると、車のガラス、タイヤ、シャーシの保護、砂、石などの特殊な道路条件を含む保険の最も包括的なカバレッジは非常に必要であることがわかりますが、自動車会社の基本的な保険とフルカバレッジは一般的に含まれていません。

保険に加入するには?

海外での自動運転の場合、保険加入には2つのルートがあります。1つはレンタカーで車両を予約する際に保険に加入する方法、もう1つは海外で車両を受け取る際に店舗で現地加入する方法です。

通常、レンタカー会社の保険は補償範囲が狭く、保険料も割高で、契約内容も英語であるため、日本人のセルフドライブ旅行者にとっては利便性が低く、費用対効果も低いため、QEEQで加入することをお勧めします。


注意点

 年齢制限
ハワイ州では、ほとんどのレンタカー会社が21歳以上のドライバーに車の貸し出しを行っていますが、25歳未満のドライバーが運転する場合、年齢追加料金がかかることがあります。また、25歳未満のドライバーがレンタルできない車種もあります。

・ チャイルドシート
ハワイ州では、ブースターシート法により、10歳未満の子供はチャイルドシートを装着することが義務付けられています。ただし、7歳以上で10歳未満の子供が身長が4フィート9インチ(約145センチ)を超えている場合、車両のシートベルトを着用するだけで問題ありません。

・ シートベルト着用
ハワイ州では、ドライバーだけでなく助手席や後部座席を利用するすべての同乗者のシートベルト着用が必須となっています。

・ 飲酒運転
飲酒運転は犯罪で刑罰が適用されます。

スピード違反
制限速度や距離を示す標識等の数字はマイル表示となっています。1マイル=約1.6キロメートルで、「SPEED LIMIT 35」は制限速度約56キロ、「MINIMUM SPEED 45」は最低速度約72キロとなります。マイル表示だとついついスピードが出てしまうことがあるので注意してください。

・ パトカーに停止を求められた場合
スピード違反など、走行中にパトカーにフラッシャーかサイレンで停止を促された場合には、車を右端に寄せゆっくり停止してください。この時にハザードを出す必要はありません。停車後は車内に留まりハンドルを握って警察官の指示に従ってください。


交通ルール

右側通行
ハワイでは、日本と異なり右側通行が採用されています。そのため、右折や左折の際に混同しやすい点にご注意ください。

信号がない交差点
信号のない交差点に「STOP」の標識がある場合、必ず一度停車して、安全を確認してから進んでください。また、「STOP」の標識の下に「4WAY」(フォー・ウェイ)と書かれている交差点では、最初に停止した車に優先権があります。

右折
ハワイでは、特に何も標識がない場合は、赤信号で一旦停止して安全確認できた場合には右折できます。ただし、「NO RIGHT TURN ON RED」や「NO TURN ON RED」の標識がある場所では、赤信号時の右折はできません。

左折
左折の場合、「LEFT TURN YIELD ON GREEN」の標識があり、直進してくる対向車がなければ左折できます。ただし、対向車(直進)が優先となっているので、直進してくる対向車がある場合は一旦停止して、安全確認できてから左折しましょう。

YIELD
「イールド(YIELD)」は、「ゆずれ」の意味で、合流地点では前方の道路に優先権が、対面通行では先に着いた方に優先権があります。イールドは「止まれ」ではないので、前方に車がいない場合は一時停止は必要ありませんが、「イールド」の標識を見つけたら、徐行して注意しながら進んでください。

 スクールバス
スクールバスが停車し、乗降中の赤いライトが点滅している場合は、赤いライトの点滅が消えるまで一時停止が必要です。自分が走行している車線だけでなく、対向車線にスクールバスが停止している場合も同じです。

横断歩道法
横断歩道を渡る歩行者の安全のため、歩行者が走行車線側を横断している時は、歩行者が横断歩道の中央を過ぎるまで停止することが義務付けられています。違反した場合は、$150~$1,000ほどの罰金が科せられます。

運転中の携帯電話使用
ハワイ州では、運転中だけでなく、一時停止中でも携帯電話で話したり、メールを送信することなどが禁止されています。ただし、ハンズフリー装置を使用しての受信は通話可能となっているほか、緊急時の911通報も許可されています。


どうやって予約する?

比較サイトで条件を比較し、よりお得で条件の合うレンタカーを検索しましょう。

まずは
①何人で乗るのか
②荷物はどれくらいか
③子供・幼児はいるか
以上の3点を確認しつつ、こちらのオンラインサイトを開いてください。

ここで利用開始日と返却日など、必要な情報を入力します。
※スマートフォン画面は見え方が少し違います。

①【レンタカーの利用開始日と返却日】
②【出発場所と返却場所】出発地と異なる場所で返却したい場合{乗捨利用}にチェックを入れて、希望の返却場所を選択ください。
③【車両タイプ】乗車人数の目安は記載されていますが、荷物が多い場合は余裕を持って大きめの車種を選びましょう。

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このように検索結果が出てきます。基本は「安い順」に並んでいます。

一見高く思えるものでも、よく見ると「ガソリン満タン返し不要」などお得な特典が付いている場合もあるので、価格だけで決めずに内容を見てじっくりと検討してくださいね。

こちらをクリックして、直接ハワイのレンタカーページに移動します。

車種が決定したら、「次へ」ボタンを押して進んでください。
そこでチャイルドシートなどのオプションを選ぶことができます。
最後に個人情報を入力して、レンタカーの予約完了です。


いつごろ申し込むのがいい?

通常、レンタカーは希望の車種や日程で予約するために、3か月前から申し込むことができます。コロナが収束し、国内旅行が増加する傾向が予想されます。
しかし、一部のレンタカー会社では車両数が限られており、2022年から2023年の年末年始には11月になると満車になるケースもありました。

特にゴールデンウィーク、祝日、連休、お盆休み、夏休み、年末年始など、混雑が予想される時期には、なるべく早く予約することをおすすめします。当日になってから予約せずに行ってしまうと、希望の車種が利用できない可能性があり、旅行計画が台無しになることもありますのでご注意ください。


車種の選び方は?

「せっかくのレンタカーなので、普段は乗らないようなオープンカーやカッコいいデザインの車に乗りたい!」と考える方もいるでしょう。もちろん、それもアリです! ただし、運転に自信のない方や、家族や夫婦での旅行の場合は、皆が快適に過ごせる車種を選ぶのがベストです!では、具体的な選び方について詳しく見ていきましょう。

少人数(1~3人)での市街地ドライブ

カップル、友人2~3人の旅、一人旅の場合は、リーズナブルな「軽自動車(キャロル、N BOX、デイズ等)」「コンパクトカー(デミオ、キューブ、ヴィッツ、フィット等)」がいいでしょう。
軽自動車は定員4人、コンパクトカーは5人ですが、車種を選ぶ際は定員マイナス1人として考えた方が、ゆとりを持って寛げます。

軽自動車やコンパクトカーは小回りが利くため、広くない道路を運転したり、狭い駐車場に何度も停める必要がある場合は特にオススメです。

逆にキャンプなどで荷物が多かったり、山道や状態が悪い道の運転が多くなる場合は不向きですので、もうワンランク上の車種を選びましょう。

お年寄りや小さなお子様を含む4~5人のドライブ

乗り心地やスペースのゆとりを考えて、「1800cc以上の小~中型車(プリウス、アテンザセダン、マークXなど)」を選ぶといいでしょう。
定員は車種によって5~7人、荷物を積んでもゆとりを持って寛げ、山道や坂道が多くてもスムーズに走行できます。
プリウスなどのエコカーならガソリン代の節約にもなり、長距離でも安心です。

6人以上のグループ旅行

みんなでワイワイと楽しめる「ミニバンやワゴン(ウィッシュ、ヴォクシー、エルグランド、セレナなど)」を選ぶといいでしょう。
定員は車種によって7~10人と様々ですが、こちらも定員いっぱいではなく、1~2人少な目くらいで考え、車種を選ぶと快適なドライブができます。

また、大型車は小回りが利かないので、市街地を多く走る場合やドライバーが運転に慣れていない場合は、小型~中型車を2台レンタルする方法もオススメです。


レンタル当日の流れ

まずはレンタカー会社へ向かいます

飛行機で到着して空港近くでレンタルする場合は、空港まで車で迎えに来てもらえることがほとんどですので、待ち合わせ場所などを事前に確認しましょう。

レンタカー会社のカウンターで受付をします。

運転免許証を確認してもらい、申込用紙に必要事項の記入をし、自動車貸渡証を作成します。
この時に、ガソリンは満タンにして返す必要があるのか、事故の際はどうしたらいいかなど、注意事項の説明がありますので、しっかりと聞いてください。

傷やへこみの確認

実際に乗る車へ案内してもらい、車体に傷がないかなどのチェックをします。ここで、傷があるのにチェックを忘れてしまうと、返却時に修理代を請求されてしまうこともあります。
その他、シートベルトが壊れていないかなども併せて、担当者と一緒にしっかりとチェックをしましょう。

支払い

ネットでの支払いを済ませている場合や、ツアーに組み込まれている場合以外は、出発日当日に支払いをします。
保険代金は基本的にレンタル代金に含まれていますが、補償をもっと充実させたい場合などのオプションもありますので、担当者に確認してください。

出発

鍵を受け取り、シートの高さ、ミラーの位置、チャイルドシートが固定されているか、窓は開くかなどをチェックした後に出発しましょう!


返却時の流れは?

レンタカーを返却する際は、そのまま運転をして返却するレンタカー会社に戻ってきます。

返却直前に給油する

通常は「ガソリン満タン返し」が基本ですので、レンタカー会社に車を返却する直前にガソリンスタンドで給油する必要があります。
直前と言ってもレンタカー会社の近くに都合よくガソリンスタンドがあるとは限りませんので、給油後に多少(目安は5km くらい)は走っても大丈夫とのこと。
時間がなくなり、給油しないまま返却しようとしたり、給油後にかなり走ってしまった場合は足りない分を計算し、追加代金が請求されます。

中には「ガソリン満タン返し不要」を売りにしているレンタカー会社や、プランもありますので、申込時に確認しましょう。

カーナビ履歴の消去

カーナビを使った場合は履歴を消去しておきましょう。

レンタカー会社で点検してもらう

到着したら、まず車両に傷がついていないかを担当者にチェックしてもらいます。
時間が超過したり、傷がついていた場合は、この時に追加で清算をします。